【商売の知恵】「仕組み」ではなく「宝の地図」を作ろう!みんなの心がひとつになる「合言葉」の魔法
「理念を浸透させましょう」「仕組みを構築しましょう」 そんな難しい言葉を聞くと、なんだか自分たちの現場とは遠い、別の世界の物語のように感じてしまいませんか? 特に、お一人おひとりの顔が見える温かいチームでは、そんな冷たい言葉は必要ありません。
そこで、これからは「理念」を**「合言葉」、「仕組み」を「お守り(勝ちパターン)」**と呼んでみましょう!
結論から申し上げます。大切なのは、誰かを縛ることではありません。**「みんなが同じ方向を向いて、迷わずゴールに辿り着けるルート」**を共有すること。これが、これからの時代を生き抜く中小企業の新しい武器になります。
1. 「合言葉」という名の、冒険の目的地
まずは、自分たちがどこを目指して冒険(商売)をしているのか、みんなで共有できる**「合言葉」を決めましょう。 「お腹いっぱいになって帰ってもらおう!」「この街の『困った』を全部解決しよう!」 そんな覚えやすくてワクワクする言葉が、あなたの会社の理念です。目的地がわかっていれば、いちいち細かく指示を出さなくても、メンバーは自分の判断で誇りを持って行動**できるようになります。
2. 「感情」を動かす物語と、「数値」という名のコンパス
「勝ちパターン」を共有する時も、伝え方が大切です。 「このマニュアル通りにやれ」ではなく、「こう動くと、お客さまがこんなに喜んで(感情)くださったんだよ!」という成功体験の物語を共有してください。
心が動いた後に、「このやり方だと、作業時間が〇分短縮できる(数値分析)」というデータを添える。すると、メンバーは「自分たちのために、このルートがあるんだな」と納得してくれます。数字は縛るための道具ではなく、自分たちの現在地を教えてくれる安心のコンパスなのです。
3. 「お守り」があるから、心に「ゆとり」が生まれる
「仕組み」を整えることは、誰がやっても同じように喜ばれる**「再現性」を作ること。これを私たちは「チームのお守り」や「秘伝のレシピ」**と呼びます。
誰かが休んでも、誰かが困っても、この「お守り」があれば大丈夫。そんな安心感があるからこそ、現場には「遊び(余白)」が生まれます。経営者であるあなたも、現場の心配ばかりするのではなく、次なる面白い仕掛け(未来投資)に全精力を注げるようになります。
まとめ:言葉を変えれば、チームの「心」が動き出す
難しい言葉を無理に使う必要はありません。
ワクワクする「合言葉」を決め、目的地を共有する。
「喜び(感情)」と「データ(数値)」で、進むべき道を示す。
「お守り(仕組み)」を整え、みんなで楽に遠くへ行く。
「理念」や「仕組み」という言葉が苦手なら、もっとあなたの会社らしい、血の通った言葉を使えばいいんです。「うちのチームの必勝リレー」でも「笑顔の約束」でも構いません。
大切なのは、あなたの素晴らしい「想い」や「技術」を、みんなで共有できる「知恵」に変えていくこと。肩の力を抜いて、まずは「これ、みんなの合言葉にしない?」という一言から始めてみませんか。
ビジネス共創パートナー:セールスウィズ 瀧澤正人
